「頭金を貯めるために、妻にパートで働いてもらいたい。だけど・・・」
「新築一戸建てで暮らしたい。だけど・・・」
「二世帯同居なら育児を手伝ってもらえて助かる。だけど・・・」
あなたは、そんな『だけど病』に感染したことはありませんか?
ところで、『だけど病』の原因は何でしょう。
「自分は仕事で疲れて帰るから、家事を手伝いたくないな」
「確かに新築にはあこがれるけど、数千万円の借金を抱えるのは怖いな」
「育児は手伝ってほしいけど、義父母の介護は遠慮したいな」
そんな感じかもしれませんね?
家づくりは楽しいことだと思います。ただ、その『楽しさ』は『不安』とセットになっています。その不安が決断を鈍らせてしまいます。
得るものはある一方、失うものがあるかもしれないのが家づくりだからです。
例えば、今の住まいのご近所関係や利便性に魅力を感じているなら、今と同じか、それ以上の環境を手に入れられたいと思いますよね。
でも、下手をすると、どちらも失うかもしれません。それに、答えは一つではありません。
だからこそ「一番正しい答えを見つけたい」と努力すればするほど苦しくなるかもしれませんね。
では、いったいどうすれば不安を減らせるんでしょう。
そのためには、まず『何が不安なのか』を自分が知るのはどうでしょうか。
そして、その問題の解決策を探ってみる・・・。
例えば「多額の住宅ローンを抱えるのが怖い」という不安の背景には、
「不景気や入院などで収入が減ったら・・・」
「景気が良くなって、変動金利が上がったら・・・」
「教育や介護などで、計画以上の費用が必要になったら・・・」
など、さらに細かい不安があります。
それが分かったら、その一つ一つについて解決法を探ってみる。
この時、家族だけで解決法を探しても、煮詰まるだけで、何も解決しないかもしれません。
そんな時は、フィナンシャルプランナーなどの専門家や家づくり経験者に話を聞くなど、積極的に外の世界とコミュニケーションを取ってみると良いかもしれません。
一つ一つの不安に向き合い、よりよい解決法を探す。そうすると、漠然とした不安から逃れることができます。
「二世帯同居なら育児を手伝ってもらえて助かる。だけど・・・」という不安の原因は、後々両親の介護をしなければいけないことなのか、夫婦の兄弟が帰省した時などの親戚づきあいのことなのか、食費や光熱費など、曖昧な費用負担のことなのか・・・。
いろんな原因が考えられますよね。
その解決策を探すには、ご両親も交えて話すことが大切です。
夫婦の兄弟も同居する計画なら、彼らも交えましょう。
ところで、不安を一つずつ解決していっても、全ての不安が無くなるとは限りません。
あなたや家族の不安と十分に向き合って「それでも家を建てたい」と思えたなら、建て時がやってきたと捉えてもいいのでは?
より良い家づくりをするためには、こんな作業も大切かと思います。

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