こんにちは、岩澤です。
 
「注文住宅を建てる予算がないので、建売住宅を購入します」
 
というお客様もいらっしゃいます。
 
 
住んでいる場所の近所や、お子様の学校区内二お手頃な建売住宅がある場合は、それを購入するのも一つの選択肢としてよろしいかと思います。
 
しかしながら、最近は低価格だけを売りにした建売住宅が乱立しているエリアもあるようです。
 
低価格だからダメというわけではありませんが。
建売住宅を購入する際の次のチェックポイントだけは確実に業者さんに確認をしておかれることをお勧めいたします。
 
購入して住宅ローンを支払い始めた後に後悔することになりかねないからです。
   

 
 
【建売住宅のチェックポイント】
 
1・販売価格は適正価格か?
 
建売の場合は販売価格が決まっています。
その金額から、近隣相場の土地の代金を差し引くと、税込みの建物の金額が出てきます。
 
例えば、販売価格4000万円の建売住宅の場合は、土地代金を差し引いた残りが建物代金となります。
 
土地代金の相場は、業者さんに聞くとわかると思います。
 
1500万円の土地なら、2500万円(税込)が建物の金額という計算になります。
 
この土地代金を差し引いた建物の代金が、極端に安すぎないか?(高すぎないか?)を確認しておく必要があります。
 
 
2・保証などはどうなっているか?
 
住宅会社によって、独自に保証を付けている場合がほとんどです。
  
独自の保証がない場合は、万一の設備の故障などの際にはどこまで無償で修理などに対応をしてもらうことができるのか?
 
事前に確認をしておくと良いかもしれませんね。
 
瑕疵担保といって、住宅会社には10年間、瑕疵(見えない欠陥)が見つかった場合に無償で対応しなさいと義務付けられています。
 
創立間もない建築会社でも同様です。
 
当然、10年間、会社が存在していれば修理をしてもらえますが。
 
会社が無くなっていたら責任を追及できないので注意が必要です。
  
  
3・小屋裏や、床下をチェック
 
住宅の場合は目に見える部分というのは、クロスと呼ばれる壁紙で仕上げたり、新品できれいな住宅設備がついてきます。
 
間接照明で照らされ、綺麗なインテリアで室礼された建売をみるとついつい欲しくなってしまいますよね。
 
ですが、これらは住宅にとってお化粧の部分にすぎません。
 
住宅の場合は、
 
長持ちするかどうか?
 
地震に強いかどうか?
 
断熱性能や気密性能はどうなっているか?
 
このあたりもかなり重要な要素を占めてきます。
 
実は、新築の綺麗な建売を安く買ったけど、屋根裏の断熱が入っておらず、夏はとんでもなく暑いという家の話もたまに聞きます。
 
購入前に屋根裏の施工を見れば、そんなことはなかったのでしょうが・・・
 
後の祭りとなってしまいます。
 
長くなりましたが、他にもここには書ききれないほど、建売住宅を購入する前にチェックをしておきたいポイントがいくつかあります。
 
もし、購入を迷っている建売住宅の図面や資料などありましたら無料相談時にお持ちいただければ必要なチェックポイントをお伝えさせていただきます。
 
もちろん、チェックした上で問題ないと判断されたら建売を購入されるのの手だと思います。
 
まずは、客観的にプロの建築士に相談をしてみたいという方はお気軽に予約をしていただければと思います。

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