キッチンの袖壁の役割とは?お洒落な導入事例も解説します!

キッチンはお家の内装の中でもこだわる方が多いでしょう。
特に、料理をよくする方にとって、おしゃれで使いやすいキッチンにすることが大切です。
そこで本記事では、キッチンに関わりのある袖壁について解説しますので、キッチンにこだわりたい方はぜひ参考にしてください。

□袖壁とは?

そもそも袖壁とは何なのでしょうか。

「袖」という言葉は「脇」や「端っこ」という意味。
つまり、「袖壁」とは、「柱の脇についた壁」を指しているのです。
RC造の場合は、特に袖壁が用いられていることが多いです。

RC造の場合は、柱と壁は一体化されているため、柱の脇についた壁という意味で袖壁と言われております。
一方で、鉄骨造では柱と壁は一体化していないため、袖壁とは言えません。

□袖壁のあるキッチンのデザイン例3つ

1.構造、デザイン、機能が三位一体

袖壁は構造体の一部なので、袖壁という存在がデザインにうまく溶け込むようにしましょう。
構造、デザイン、機能が三位一体になっているとデザイン的に良くなります。
例えば、カフェのような空間に、木・ブルーグレーのアクセントウォール、さらにタイルの袖壁が合わさるとそれぞれがマッチした空間になります。

2.ダイニングスペースとキッチンの間に設置する

この場合、ダイニングスペースとのパーティションの代わりになります。
「袖壁があると圧迫感があるのではないか」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、袖壁がなければ不思議な感じがするほど大切な存在になるでしょう。

3.リビング全体のアクセントになる

現在は対面キッチンが主流となっていますが、実を言うと、この対面キッチンは日本の独自の文化です。
最近のキッチンの主流は、「キッチンのみのスペースを取る」ということは少なく、「LDKを1つにまとめる」ことが多いです。
よって、リビングにいる家族とのコミュニケーションができるようにするために対面キッチンが日本の主流となりました。

対面キッチンでは、「油跳ね」による問題が起こりますが、袖壁があることで油跳ねを防ぐことができます。
きれいでお洒落なキッチンにしたくても、油汚れは頑固なので油が跳ねるのは避けたいものです。
袖壁は、油跳ねの問題も解消できるなど色々メリットがありますが、「袖壁が苦手」と言う方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、油跳ねが起きなければ袖壁がなくて良いため、ガスコンロではなく、IHコンロを用いることをおすすめします。

□まとめ

本記事では、袖壁についてご紹介しました。
キッチンに袖壁があると色々なメリットがあるため、是非検討してみてください。
当社では、自然素材にこだわっており、家族が健康に暮らせる家づくりをサポートさせていただいております。
香取市・成田市・神栖市・印西市で平屋や注文住宅をご検討されている方は、当社まで気軽にお問い合わせください。

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