吹抜けの高窓から、一日じゅう安定した光を入れる
リビングの上部を吹抜けとし、天井近くに窓を並べました。高い位置の窓は隣家に遮られにくく、直射日光ではなく空からの拡散光が入るため、時間帯によるムラの少ない明るさが得られます。シーリングファンを回せば、夏は天井にたまった熱を、冬は暖気を下ろして室内の温度を均します。梁と板張りの天井が見上げるたびに目を楽しませてくれる場所です。
1階の外壁は、タイル貼りではなく本物のレンガを一段ずつ積み上げました。2階はサーモンピンクの塗り壁、屋根はテラコッタ色の洋瓦。レンガの柱が並ぶ回廊の先に、アイアン装飾の木製玄関ドアが待っています。室内は一転、太い梁と無垢のパイン材で構成した木の空間。南欧の外観と、日本の木の家。両方のいいところを、一軒に。
吹抜けの高窓から、一日じゅう安定した光を入れる
リビングの上部を吹抜けとし、天井近くに窓を並べました。高い位置の窓は隣家に遮られにくく、直射日光ではなく空からの拡散光が入るため、時間帯によるムラの少ない明るさが得られます。シーリングファンを回せば、夏は天井にたまった熱を、冬は暖気を下ろして室内の温度を均します。梁と板張りの天井が見上げるたびに目を楽しませてくれる場所です。
貼るのではなく、積む。だから50年後がきれいになる
外壁のレンガは、薄いタイルを貼ったものではなく、本物のレンガを一段ずつ積み上げた組積です。厚みがあるため陰影が深く、目地の表情まで本物にしかない味わいが出ます。そして何より、レンガは経年で劣化するのではなく風合いを増す材料。塗り替えのメンテナンス費用がかからないことも、長い目で見れば大きな価値になります。
四角い開口をひとつアーチにするだけで、空気が変わる
キッチンとダイニングをつなぐ開口を、あえてアーチ型にしました。直線ばかりの室内に曲線がひとつ入るだけで、視線がやわらぎ、南欧の外観と室内の印象がつながります。アーチの手前にはカウンターを造作し、配膳台にもディスプレイの場にも。細かな造作を積み重ねられるのが、規格に縛られない注文住宅の面白さです。

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