梁を格子に組み上げ、天井そのものをデザインにする
LDKの天井は、太い梁を縦横に組んだ「格子状」の構造をあらわしにしています。平らなクロス張りの天井と違い、光が当たるたびに陰影が生まれ、時間帯によって表情が変わります。構造として必要な材をそのまま見せているので、装飾のためのコストがかかっていないのもポイント。木の家の「素材で見せる」考え方が、いちばんわかりやすく表れた場所です。
やわらかなテラコッタ色の塗り壁に、素焼きの洋瓦。玄関前には柱の並ぶ深いポーチを設け、南欧の家のような表情をつくりました。塗り壁をくり抜いた小さな飾り窓は、職人が手作業で成形したもの。室内は太い梁を格子状に組んだ天井が主役で、アーチの開口やアイアンのシャンデリアが、白い塗り壁とパイン材の空間に物語を添えています。
梁を格子に組み上げ、天井そのものをデザインにする
LDKの天井は、太い梁を縦横に組んだ「格子状」の構造をあらわしにしています。平らなクロス張りの天井と違い、光が当たるたびに陰影が生まれ、時間帯によって表情が変わります。構造として必要な材をそのまま見せているので、装飾のためのコストがかかっていないのもポイント。木の家の「素材で見せる」考え方が、いちばんわかりやすく表れた場所です。
壁をくり抜く。左官職人にしかできない仕事
外壁の一角に、塗り壁をくり抜いた小さな飾り窓を設けました。角に丸みをつけ、内側まで塗り込めるこの納まりは、サイディングを貼る工法では表現できません。左官の手仕事だからこそ、角の丸みも表面の凹凸も一枚ごとに違い、工業製品にはない柔らかさが出ます。何気ない外壁の一点が、家全体の印象を決めることがあります。
照明を選び切ることで、家の世界観が完成する
LDKにはアイアン装飾のシャンデリアを複数吊り下げました。木の梁と白い塗り壁というシンプルな背景に、黒い曲線が入ることで空間が引き締まります。照明は最後に選ぶ「おまけ」ではなく、家のテイストを決定づける主役級の要素。外観のテラコッタ瓦から室内の照明まで、一本の筋を通してご提案しています。

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