天井を格子に組む。和室の「格」を決める仕事
和室の天井は、細い材を格子状に組んだ格天井としました。マス目の一つひとつに板をはめ込み、隙間なく納めていく——手間も技術も要る仕事ですが、完成した天井は平らなクロス張りとは比べものにならない品格を持ちます。法事や来客の場として使う和室だからこそ、天井まで手を抜かない。それが在来工法の工務店にできることです。
クリーム色の塗り壁に瓦屋根、玄関は木の格子引き戸。日本の家の佇まいを正面から受け止めた外観です。中に入れば、障子が連なる廊下、格天井をしつらえた和室、太い登り梁があらわしの勾配天井。そしてLDKには、一枚板の無垢材でつくったカウンターを据えました。素材の良し悪しがそのまま出る和の設えを、木を知り尽くした大工の手で仕上げています。
天井を格子に組む。和室の「格」を決める仕事
和室の天井は、細い材を格子状に組んだ格天井としました。マス目の一つひとつに板をはめ込み、隙間なく納めていく——手間も技術も要る仕事ですが、完成した天井は平らなクロス張りとは比べものにならない品格を持ちます。法事や来客の場として使う和室だからこそ、天井まで手を抜かない。それが在来工法の工務店にできることです。
継ぎ目のない一枚板を、キッチンカウンターに
キッチンの前面に、幅の広い無垢材を一枚そのまま使ったカウンターを据えました。集成材のような継ぎ目がないため、木目が端から端まで流れて見えます。配膳台にも、朝食のカウンター席にも、お子さまの宿題スペースにも。傷がついても削り直せば元通りになるのが無垢材の強みで、使い込むほど色が深まり、家族の歴史がそのまま刻まれていきます。
工事の途中に、家族全員の手形を残す
壁の仕上げが乾ききる前に、ご家族の手形と日付を刻んでいただきました。家が建っている限り、この壁は「あの日」を覚えています。子どもの手の大きさは、その年その日にしか残せないもの。図面や見積もりだけでは残らないものを、一緒につくる過程で残す——地元の工務店だからできる、小さくて確かな思い出づくりです。

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