木がどう組まれているか、住みながら見える家
柱と梁をつなぐ「方杖」を、壁の中に隠さずそのまま室内に見せました。斜めに渡したこの材が地震の揺れに抵抗し、建物のねじれを抑えます。構造をあらわしにするということは、施工の質がそのまま目に触れるということ。隠せないからこそ、仕口ひとつまできれいに納める——大工の技量がそのまま意匠になる、木造軸組み工法ならではの見せ方です。
林と田畑に囲まれた敷地に建つ、サーモンベージュの塗り壁の家。室内に入ると、太い柱と斜めに渡した方杖(ほうづえ)が、隠されることなくそのまま姿を見せています。木がどう組まれてこの家を支えているのか、住みながら毎日目にできる設計です。2階には眺望を独り占めする長いバルコニー。床も天井もパイン材、和室には障子。木の質感で全体を通した住まいです。
木がどう組まれているか、住みながら見える家
柱と梁をつなぐ「方杖」を、壁の中に隠さずそのまま室内に見せました。斜めに渡したこの材が地震の揺れに抵抗し、建物のねじれを抑えます。構造をあらわしにするということは、施工の質がそのまま目に触れるということ。隠せないからこそ、仕口ひとつまできれいに納める——大工の技量がそのまま意匠になる、木造軸組み工法ならではの見せ方です。
無垢の板に、丸いボウルをひとつ載せる
洗面台は既製の洗面化粧台ではなく、無垢の板に丸い陶器のボウルを載せた造作仕様。シンプルな分だけ木の質感が引き立ち、鏡と照明を自由に選べます。カウンターを壁いっぱいに伸ばしているので、化粧品やタオルを置くスペースにも余裕あり。水はねの多い場所ですが、無垢材はきちんと塗装しておけば拭き取りだけで長く保てます。
押入れの中まで、無垢の杉板で張る
各室の収納は、内部の壁と棚板まで杉の無垢板で仕上げました。杉には湿気を吸って放つ調湿の働きと、防虫の効果があります。ふすまを開けたときにふわりと香る木の匂いは、合板の収納では決して得られないもの。布団も衣類もカビや虫から守れるので、収納量だけでなく「中身が傷まないこと」まで含めて考えた仕様です。

Event

Catalog Request

Contact