吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家 吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家

白い塗り壁に黒い瓦、細いスリット窓。外観は直線でまとめたシャープな佇まいです。玄関を開けると一転、床も天井も無垢のパイン材。リビングの上部は大きな吹抜けとし、2階ホールとの境を木の格子手すりで囲いました。光も視線も気配も、格子の間を通り抜けていきます。杉板張りの大型シューズクローク、床から暖める仕組みなど、暮らしの実用も抜かりなく組み込みました。

吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家
吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家
吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家
エリア
香取市
工法
木造軸組み工法
面積
97.7㎡(29.55坪)

Pointポイント

吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家

2層分の吹抜けに、板張りの勾配天井を架ける

リビングの上部を大きく吹抜けとし、屋根なりの勾配天井を無垢の板で張り上げました。高い位置に窓を並べているので、隣家が近くても一日を通して安定した明るさが得られます。天井のシーリングファンが上下の温度差を解消し、冬でも足元が冷えにくい環境をつくります。見上げるたびに木の面が広がる、この家でいちばん写真に撮りたくなる場所です。

吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家

壁ではなく格子で仕切る。だから気配がつながる

吹抜けと2階ホールの境を、細い木を等間隔に並べた格子手すりで囲いました。壁で塞げば安全ですが、そのぶん2階は暗く、孤立した空間になります。格子なら光も視線も通り、1階にいる家族の声が自然に届く。「呼ばないと来ない家」にならないための仕掛けです。細い木が並ぶリズムそのものが、空間の装飾としても効いています。

吹抜けを木の格子が囲む。白と無垢材でつくるシャープな家

足元から暖める。エアコンの風が直接当たらない家

無垢の床に、細長いガラリ(通気口)を組み込みました。床下から暖かい空気を送り出す仕組みで、暖かい空気は自然に上へ昇るため、部屋全体がむらなく暖まります。エアコンの風が直接体に当たらないので、乾燥や不快感が少ないのも利点。吹抜けのある家は上に熱が逃げやすいからこそ、足元から暖める仕組みが効いてきます。

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