新築における基礎コンクリート工事の特徴とは?適切な選択と現場での確認ポイント

自己管理の高い方や我が家に自信を持ちたい方々の中には、自宅建築においても品質にこだわり、長期的な住宅保全を重視している方もいらっしゃるでしょう。
そんな方々に向け、新築時に選べる基礎工事の選択肢を正しく理解し、最適なものを選べるように情報を提供します。

 

□新築の3種類も基礎工事の特徴

 

基礎工事は家の品質と長期的な安全を左右します。
特に新築時にどのタイプの基礎を選択するかは、その後の住宅生活に大きな影響を及ぼします。

 

1:ベタ基礎

ベタ基礎は、建物の底面全体にコンクリートを敷き詰める方法で、現代の住宅建築に最も一般的に採用されています。
その最大のメリットは、建物の重さを効率良く地面に分散させ、湿気や害虫の侵入を防ぐことです。
ただし、コンクリート量が多く、コストが高くなるデメリットがあります。

 

2:布基礎

布基礎は、建物の外周に沿ってコンクリートを打設する方法です。
この方法は、ベタ基礎に比べてコンクリート使用量が少なく、経済的です。
また、集中荷重に強いという特性がありますが、床下空間がなくメンテナンスが難しいというデメリットがあります。

 

3:SRC基礎

SRC基礎は、逆ベタ基礎とも呼ばれ、床下空間がなく、全体にコンクリートと砂利を敷き詰める工法です。
湿気やシロアリの問題が少なく、天然の床暖房効果があるなどのメリットがありますが、工程が複雑でコストが高くなるデメリットがあります。

□新築における基礎コンクリート工事の現場チェックポイント

 

基礎工事は、その後の住宅の安全と耐久性に直結する重要な工程です。

 

1:基礎のサイズと配置

設計図と照らし合わせ、基礎のサイズや位置が正確に出来ているか確認します。
特に、アンカーボルトの位置や間隔が重要です。

 

2:地縄張りの正確性

地縄張りは、建物が正しい位置に建つためのマーキングです。
この正確さが建物の配置に大きく影響するため、慎重にチェックが必要です。

 

3:鉄筋の配置とかぶり厚さ

鉄筋の配置が設計通りになっているか、そしてコンクリートによる保護層(かぶり厚さ)が十分かどうかを確認します。
これにより、将来的な鉄筋のサビや構造体の劣化を防ぎます。

□まとめ

 

新築の基礎工事は、家全体の品質と安全を支える基盤です。
ベタ基礎、布基礎、SRC基礎の各特徴を理解し、自宅の立地や条件に最適な基礎を選択することが大切です。
また、現場でのチェックポイントを押さえ、工事の質を保証することが重要です。

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