根切りとは?種類や注意点・基礎工事との関係を解説

建物の基礎工事について、専門用語や工程を理解するのは難しいと感じていませんか。
この記事では、香取市・成田市・神栖市・印西市周辺で家づくりを検討している方に向けて、建築物の基礎工事において重要な役割を担う「根切り」について、種類や注意点などを解説していきます。
根切りについて理解を深めることで、建築現場での仕事に役立てられるようになるはずです。

□根切りとは?基礎工事における役割

根切りとは、建築物の基礎を作るために地面を掘る工事のことです。
建物の基礎は地面の下に埋める必要があるため、地面を一定の深さまで掘る必要があります。
根切りは、建物を支えるための重要な役割を担い、建物の強度や耐震性を確保するために欠かせない工程なのです。

根切りは、建築物の基礎工事において、建物を支えるための土台となる部分を作ることです。
建物の基礎は、地面の下に埋める必要があるため、根切りによって地面を掘削し、基礎を据えるための空間を作ります。
根切りは、建物の強度や耐震性を確保するために非常に重要な役割を果たしています。

□根切り工事の種類と注意点

根切り工事には、大きく分けて3つの種類があります。
それぞれの特徴や注意点を理解することで、現場での作業をスムーズに進められます。

1: つぼ掘り

つぼ掘りとは、柱などの基礎ごとに掘る根切りの方法です。
独立基礎の際に多く用いられ、必要な寸法を計算して掘削を行います。
つぼ掘りでは、基礎の形状に合わせて正確に掘る必要があるため、熟練した技術が必要です。

2: 布掘り

布掘りとは、布基礎や基礎梁部分のみを掘る方法です。
布基礎の壁下をつなげていくため、細長い線状に掘削を行います。
布掘りでは、基礎の幅や深さを正確に測量し、計画通りに掘削することが重要です。

3: 総掘り

総掘りとは、ベタ基礎の一番下を全て掘る方法です。
総掘りは、別名ベタ掘りとも呼ばれ、基礎梁下、柱下、床下などを区別せずに掘削を行います。
総掘りでは、広い範囲を掘削する必要があるため、重機を用いることが多いです。

根切り工事では、深さや幅、地盤、ごみ・廃棄物、隙間、残土処理など、様々な点に注意する必要があります。
例えば、深さが十分でないと建物の強度や耐震性に影響が出ます。
また、地盤の強度が不足している場合は、補強工事が必要となる場合もあります。

□まとめ

根切りは、建築物の基礎工事において重要な役割を担う工程です。
根切り工事には、つぼ掘り、布掘り、総掘りの3種類があり、それぞれの特徴や注意点があります。
現場での作業をスムーズに進めるためには、根切りの種類や注意点などを理解しておくことが重要です。

当社では、自然素材をふんだんに使用した健康な住まいを提供しておりますので、家づくりをお考えの方はぜひ当社にご相談くださいね。

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