天窓から、真上の光を室内へ
平屋の利点を生かし、屋根の勾配をそのまま天井にして、登り梁をあらわしにしました。さらに天井の高い位置に天窓を設け、壁の窓とは違う「真上からの光」を取り込んでいます。隣家に遮られにくいため、一日を通して安定した明るさが得られるのが天窓の強み。木の梁が交差する天井は、見上げるたびに違う表情を見せてくれます。
ベージュの塗り壁に黒い瓦、深い軒のワンフロアの平屋。中に入ると、パイン材の天井が屋根なりに高く伸び、天窓から自然光が降り注ぎます。廊下の壁一面には床から天井までの造作本棚を造り付け、通り過ぎるだけの場所を家族の本で埋めました。玄関にも同じ発想で大容量の可動棚を。「収納は最初から設計するもの」という考え方を、家じゅうに徹底した住まいです。
天窓から、真上の光を室内へ
平屋の利点を生かし、屋根の勾配をそのまま天井にして、登り梁をあらわしにしました。さらに天井の高い位置に天窓を設け、壁の窓とは違う「真上からの光」を取り込んでいます。隣家に遮られにくいため、一日を通して安定した明るさが得られるのが天窓の強み。木の梁が交差する天井は、見上げるたびに違う表情を見せてくれます。
廊下を、ただの通り道で終わらせない
廊下の壁一面に、床から天井までの造作本棚を造り付けました。市販の本棚と違って壁とのすき間ができないため、地震で倒れる心配がなく、掃除の手間もかかりません。棚の奥行きは本のサイズに合わせて設計しているので、無駄なスペースが出ません。歩きながら本の背表紙が目に入る——通り過ぎるだけだった場所が、家族の趣味を映す場所に変わります。
塗り壁をくり抜いて、小さな飾り棚に
廊下の壁を四角くくり抜き、無垢の板を渡した飾りニッチを設けました。花や小物をひとつ置くだけの小さなスペースですが、何もない壁に比べて表情が生まれ、通るたびに目を楽しませてくれます。左官の塗り壁だからこそ、このように壁自体をくり抜いて造作できるのも魅力のひとつ。細部への配慮が、住まい全体の印象を底上げします。

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