私見になりますが、家を建てることを目的にすると住まいづくりに失敗します。
 
なぜなら、家は自分と家族が健康で楽しい生活を送るために建てるからです。
立派できれいな家が建ったが、切り詰めた生活をしなければいけない。
家族だんらんの時間が減った。
これでは、家を建てた意味がありませんよね。
 
と言うことで、失敗しない住まいづくりの秘訣を話しますね。
 
住まいづくりの正しい手順の一番目は、安全な予算を組むことです。
建てる前よりも生活水準が上がることが理想です。
もし、ゆとりある予算を組むことができるなら楽しい生活が送れるはずです。
 
しかし、、多くの人が限界の予算を組んでいます。
借りれるだけ借りて家を建てています。
だから、一つ歯車が狂うと返済が滞ってくるわけです。
 
そうならないために、安全な予算でなければいけません。
 
二番目は、自分自身を知ることです。
本当に自分が欲しいものは何か?
それを知ることです。
 
情報過多の時代です。
「なんか感じがいいな」
「自分にとって良さそう」
そんな感情に惑わされます。
 
ですから、本当に必要なもの、どうしても欲しいもの、それを自分で知ることが重要です。
 
次は、三番目。
それは、かなえたい要望に優先順位をつけることです。
すべてをかなえようとすると当然予算オーバーします。
 
だから、本当に自分に必要なもの、どうしても欲しいもの、
その予算配分を、自分で決める必要があります。
それには、自分の価値観や価値基準を自分で理解していないと決められません。
 
ちなみに、予算に影響する重要な要素は4つほどあります。
まず1つ目、それは広さです。
広くなればなるほど、当然、家の値段は高くなります。
 
2つ目は家に使う建築材料の質、グレードです。
良い物や高価なものを使えば当然高くなります。
 
3つ目はデザイン性。
かっこいい家にしようと思えば思うほど、予算が増えてきます。
 
最後の4つ目は、部屋数です。
同じ広さでも、部屋数が多いほど、高くなります。
なぜなら、壁、窓やドア、収納などが増えるからです。
 
予算に影響するもの、広さとグレードとデザイン性と部屋数。
この四つを、全て満たそうとすると当然予算オーバーします。
予算を100とすると、何かを優先すると、他のものは抑えないといけません。
 
しかし、全部かなえようとするんです。
ですから、100じゃなくて120とか、150とかになってしまうわけです。
 
例えば、広さを優先するなら、他の要素は残った予算の中で配分しなければいけません。
これが、優先順位を決めるということです。
それから、住まいづくりの正しい手順の4番目。
それは、正しい選択基準と判断基準を身につけることです。
 
例えば土地を選ぶ場合。
確かな判断基準、選択基準がないと、正しい判断が出来ません。
 
また、それは業者を選ぶ場合も同じです。
この業者選びは、最も難しいです。
ですから、業者選びの正しい判断基準を持たなければいけません。
 
以上が正しい住まいづくりの手順です。
この手順ですまいづくりをすすめれば、決して後悔することはありません。
そして、きっと自分の満足のいく家を建てることができます。
 
今日は住まいづくりの正しい手順についてお送りしました。
まず1番目は、自分の安全な予算を把握することです。
そして2番目は、自分を知ること。
続いて3番目は、優先順位をつけること。
そして最後は、正しい判断基準と選択基準を持つことです。
 
では、また。