梁を縦横に組み、柱のない大きなLDKを支える
天井を張らず、太い梁を格子状に組んだ小屋組をそのまま見せています。この組み方は広い面積を柱なしで支えられるため、間仕切りの少ない大きなLDKが実現できます。木が交差する立体的な形は、どんな内装材にも代えがたい迫力。照明を梁の間に配置することで、夜は陰影が浮かび上がり、昼とはまったく違う表情になります。
白い塗り壁にテラコッタ色の洋瓦、アーチを描く玄関ポーチ。窓枠まで白でそろえた、南フランス風の佇まいです。室内に入ると、太い梁を縦横に組んだ小屋組が天井いっぱいに広がります。床も建具もパイン材でそろえ、木のやわらかさと塗り壁の白が響き合う空間に。アイアンの飾り窓、ガラスブロック、そして工事中に押した家族の手形——細部にまで物語が宿る一邸です。
梁を縦横に組み、柱のない大きなLDKを支える
天井を張らず、太い梁を格子状に組んだ小屋組をそのまま見せています。この組み方は広い面積を柱なしで支えられるため、間仕切りの少ない大きなLDKが実現できます。木が交差する立体的な形は、どんな内装材にも代えがたい迫力。照明を梁の間に配置することで、夜は陰影が浮かび上がり、昼とはまったく違う表情になります。
塗り壁をくり抜き、アイアンの飾りをはめ込む
壁の一角をくり抜き、鋳物のアイアン装飾を入れた小窓を設けました。裏側から光が抜けるたび、繊細な模様の影が床や壁に落ちます。廊下を通るたびに目に入る場所に「好きなもの」がひとつあるだけで、家に対する愛着はまるで変わるもの。ガラスブロックや白い出窓と合わせて、南欧の世界観を細部まで統一しました。
工事中の一日を、壁に刻んで残す
塗り壁が乾ききる前に、ご家族全員の手形と足形を押していただきました。日付も一緒に刻んであるので、この壁はそのまま家族の記録になります。子どもの手の大きさは、その年その日にしか残せないもの。完成品を買うのではなく一緒につくる——家づくりの過程そのものを思い出にしていただくための、ささやかなお手伝いです。

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