新築する時、女性が一番こだわるのはキッチンだといわれています。
狭くて動きにくいアパートのキッチンにウンザリしている女性やお料理好きな女性は、特にこだわりたい場所でしょう。
といっても、考える順番を間違えると、どんなにオシャレなキッチンでも満足感が低いものになってしまいます。
住まいの中で、あなたは普段、どんな行動をしているのでしょう?

■ モノに合わせる暮らし
実家、寮、アパート、マンション、借家、社宅・・・。
人が暮らしている場所ってたくさんの種類がありますね。
といっても、これらの空間で暮らすには、その住まいや設備に合わせた住まい方をしないといけません。
『モノ』に合わせる暮らしですね。
でも、あなたが新築する時は、広さも間取りも設備も『コト』に合わせることができます。
それが家づくりのだいご味です。

■ その場所で、何をどんなふうに?
新築は、あなたの暮らしに合わせて家づくりができる貴重なチャンスです。
ですから、そのチャンスを十分に活かしましょう。
そのコツは、『その場所では、いつ、何を、どんなふうにして過ごすのか』というのを、できるだけ具体的にイメージすることです。
例えばキッチン。
共働きのため、週末になると1週間分の買い出しと、1週間分の料理の下ごしらえをしている場合、冷蔵・冷凍のスペースが必要なことはもちろんですが、温度管理の必要がない野菜や調味料を保存するスペースも必要です。
また、いつも車で買い物に行って、食料をまとめ買いしているのなら、駐車スペースからキッチンまでの距離が遠いと、運ぶのが大変です。
例えばリビング。
リビングで過ごすのは夜だけ、というのなら、南向きのリビングにこだわる必要はありませんよね。
また、お客さんが多いのなら玄関から近い方が便利でしょうし、家族で過ごすことが多いのなら、玄関から距離を置いた方が玄関にいる来客に気兼ねすることなく、くつろいで過ごすことができます。
例えば自室。
早起きして朝からバリバリ行動しないといけない家族には、東側の部屋が合っていそうですね。
逆に、深夜勤務などで起床時間の遅い家族がいるなら、早朝からご飯を作るお隣のキッチンや、車の音がする道路側など、音が気になる場所から少し離れた所で、ゆっくり寝かせてあげたいですね。
例えば洗面所やお風呂。
帰宅した家族が最短距離でうがい・手洗いができるようにしたいなら、玄関に近い場所がいいですよね。
それなら、散歩から帰ったペットの足をキレイにしてあげるのもラクです。
でも、好きな時間に入浴したいのなら、玄関から離した方が気を使わずにすみます。
そのほか、「洗濯が大変だから、作業動線を短くしたい」というのなら、干す場所、たたむ場所、しまう場所を考慮することが大切です。
「花粉や雨に備えて、室内干しの空間を確保したい」というのなら、それも含めて考慮したいものです。