日当たりが良い方角に大切な部屋を持ってくることで、明るい部屋を容易に実現できます。
しかし、ライフスタイルや条件の優先順位によっては、適した家の方角が異なる場合もあるので、何も向きだけが重要なわけではありません。
そのほかにも明るさを確保する方法はたくさんあるので、広い視野で家づくりをするのがオススメです。
今回は、日当たりの良い部屋の向きや向き以外で明るさを確保する方法をご紹介します。

□日当たりの良い方角はどこ?

1.南向き

南向きの部屋は、1日を通して日当たりが良い方角です。
比較的日に当たる時間が長く、4つの方角の中で最も明るい日当たりを得られるでしょう。
日照時間の長さから、暖かさや明るさを保てますが、直射日光が眩しかったり、壁や床が日焼けしてしまったりする点には注意が必要です。

2.東向き

東向きの部屋は、他の方角に比べて朝方〜午前中にかけての日当たりが良い方角です。
朝日は部屋に入り込みますが、正午くらいには、日陰になる場合が多いでしょう。
朝方の日当たりが良いため、朝日を浴びて心地良く目覚められますが、午後以降は照明が必要となり、冷えやすくなる点には注意しましょう。

3.西向き

西向きの部屋は、午後〜夕方にかけて日当たりが良い方角です。
午前中は日陰ですが、正午ごろから夕方にかけて日が差します。
西日によって夕方以降も暖かく明るい一方、午前中が暗くなりがちで、夕方の日差しが強すぎるかもしれない点には注意が必要です。

4.北向き

北向きの部屋は、他の方角と比較すると日差しは入りにくい傾向にありますが、柔らかな日当たりが特徴です。
周囲の建物に反射した光は取り込めるので、生活に困るレベルではないでしょう。
直接日差しが入らないので、夏場でも涼しく過ごせるメリットがありますが、室温が上がりにくく、湿度が上がりやすいデメリットがあることを覚えておきましょう。

□部屋の向き以外でできる対策

残念なことに、土地や家の方角は変えられないため、その他の方法で明るさを確保するしかありません。
ただ、方角や日当たり以外でも明るさを改善できる方法はたくさんあります。

例えば、間取りを工夫したり、窓を増やしたりすれば明るさを十分確保できます。
天井が高い吹き抜けは、空間に開放感を持たせ、明るく感じさせる効果があるのでオススメです。

また、白や明るい家の内装にすることでも、明るい印象をもたらします。
鏡面加工の家具やインテリアの設置によっても、さらに光を広げられるので検討すると良いでしょう。

□まとめ

日当たりの良い方角も重要ですが、その他の方法によっても明るい室内を実現することは可能です。
もしも条件的に難しい場合は、間取りを工夫したり窓を増やしたり、内装の色にこだわったりすることをオススメします。
当社では、住む人の健康を考えた自然素材の家である「健康住宅」にこだわって家づくりをしております。
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